看護師が仕事を効率アップさせたいなら、適切にメモをとる必要があります。
メモをとる際、一字一句相手の話すことを聞き漏らさないように全てメモしようとすると、書き込む文字量が当然ながら増えてしまいます。そうすると、書き込む文字量に筆が追いつかないことで乱雑になったり、メモすることに気を取られ、相手の話を聞き逃してしまうことがあります。そのため、できる限り書き込む文字量を少なくできるよう工夫しましょう。
メモをとるコツは、文字を簡略化して見ることです。また、略語や矢印を活用して要点を箇条書きにするのもおすすめです。
メモした内容を説明された後で復唱し、時間に余裕がある時は間違いがないか相手に確認しましょう。そして相手の話すスピードにメモがどうしても追いつかない場合は、相手に少し待ってもらうようお願いすることも大切です。
メモをとると安心するのか、見直しは後日で大丈夫と思ってしまうことがあります。しかし、人の記憶は長くはもたず、20分後で42パーセント、1日後なら74パーセント忘れてしまうと言われています。
つまり、見返すのが遅ければ遅いほど、書き込んだ文字が読み取りにくいと内容が判断しづらくなります。
復習しなければ、整理しなければと思いながらも忙しくて余裕がない場合、十分な時間も取れずメモを見返す事が後回しになりがちです。そんな時は、まずその日のうちに、休憩時間などを利用してメモを流し読みしておきましょう。
また、赤字で強調するなどし、重要だと感じた部分を書き込むことも大事です。
メモを早い段階で読み返すことで、見やすい形に整えることを心掛けましょう。
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